こんにちは。日ごとに涼しくなり、過ごしやすくなってきました。飯田橋から市ヶ谷に続く外堀通りはランニングや散歩姿の方も多くなってきています。着物が着やすい、気持ちの良い気候になりました。

今日はお母さまやご親戚などから譲られたお着物はそのまま着られるの？に答えます。

ポイントは大きく２つ「サイズが自分に合っているか」「汚れとシミの問題」です。

１サイズが自分に合っているか

簡単な見分け方があります。自分サイズかどうかわからない場合は、着物を羽織ってみましょう。羽織ってみて、カカトから着物の裾まで10センチ～20センチ以内に収まる長さだと着やすいでしょう。20センチ以上だと着付けの際に工夫をすると大丈夫。10センチから短ければ短いほど、着用が難しくなります。

裄丈（袖）は手首の丸い骨付近だとベストです。

２「汚れとシミの問題」

汚れもシミもなく、キレイな状態であればラッキーですが、汚れがあった場合、どこまで許せるか？がポイントになります。

目立つ汚れでも気にならない人もいれば、人から見て気づかない程度のシミでも、すごく気になる人もいます。気になる場合は、プロに見積もりをとってみましょう。当教室でも専属の悉皆屋（染み抜き屋さん）がいらっしゃいます。

見積もりをとってから「この着物の汚れを取るために出しても惜しくないか？」を考えましょう。

当教室はマンツーマンレッスンですので、周囲を気にすることなくクリーニングのご相談もお気軽にできますよ。

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